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寺泊開業の意義

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寺泊開業の意義

そんなそこそこ歴史のあるお寺ではあるのですが、どうして寺泊をやるのか。なぜいまのタイミングなのかをお伝えしたいと思います。

なぜ「寺泊」をやるのか

お葬式だけがお寺の役目ではない。

檀家さんの住まいがお寺から遠く、お寺を訪れ、お墓参りするハードルがあがっている。

一昔前までは、檀家さんのほとんどがお寺の周辺の方々で、お寺に足を運ぶのが割と簡単に実現できました。近くにお寺があり、御先祖様がいらっしゃることで、ふとしたときにお墓参り行こうか、とフットワーク軽くお寺に足が向いたものです。ですが、交通手段が発達し、自由に住むところを選べる現代においては、必ずしも生まれ育った場所に定住する必要性はないわけです。お寺との物理的距離が離れれば、自ずと心理的距離も離れてしまいがち。そんな中でもせめてお盆だけは、お彼岸だけは、年に一度ぐらいは、と御先祖様に手を合わせに足を伸ばしていらっしゃいます。いくら交通手段が豊かになったとはいえ、移動には時間が伴います。遠くから日帰りでいらっしゃる方もいます。
そんな状況をみている中で、気づいたのです。寺泊はなにも地域外の人に足を運んでもらうためだけではない。

檀家さんが遠方からいらっしゃっる際に、ゆっくりと過ごしていただく、
より多くの時間を御先祖様と共に過ごすことができる空間になる

このお寺を先祖代々支えてくださった方々にこそ、次の世代へ、この地、このお寺とともにそのバトンをつなぐ架け橋にもなれるだろうと、思うのです!

お寺の地域の輪を少しずつ大きくしていく。

宿泊施設をはじめる、となるとやはり観光の文脈が強くなっちゃいます。もちろんその文脈を加えることは非常に重要です。とはいえ、千代田町は宿泊施設が1件もなく、観光の「か」の字もないぐらい観光とは無縁の地域です。裏を返せば、ありのままが残っているとも言えます。開発され観光地化されるよりも、ありのままの田舎のほうが最高の観光コンテンツだったりします。

インターネットを活用することで、宝林寺やその関係者との御縁はもともとなかったが、飛び道具的にその御縁が結ばれることがあります。これはこれで非常に有り難い、大切な御縁です。もちろん「去る者は追わず来る者は拒まず」のスタンスなわけですが、地域外の方々だけでなく、より地域の中の人たちにも利用していただけるような場所になってほしいという想いもあります。

なぜ「いま」なのか

観光庁 寺泊専門家派遣事業に採択された!

令和2年、突如お寺と取り巻く環境に千載一遇のチャンスが訪れます。それが、

令和2年度 城泊・寺泊による歴史的資源の活用事業

これに応募し、なんと採択いただけたのです!ここから怒涛のように様々なことが進んでいき、自治体を巻き込み、群馬県へ観光庁さんとともに足を運び、地盤を整え、着々と進めていきました。この専門家派遣事業に採択されたことで、どこにでもある地域の小さなお寺が、一躍ひと目に止まるようになり、機運が高まってきているのです!

蓮華

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