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拝席(はいせき)
拝席(はいせき) 導師が展具拝を行うために設けられた席。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
末単(ばったん)
末単(ばったん) 単の一番下座の方。すなわち、そこに坐る新参のことをいう。→高単、中単。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
瓢箪懸魚(ひょうたんけぎょ)
瓢箪懸魚(ひょうたんけぎょ) 懸魚とは神社仏閣の屋根に取り付けた妻飾りのことである。黄檗様式の建築の特徴として挙げられるものに、この懸魚部分の瓢箪型くり抜きが... -
不立文字教外別伝(ふりゅうもんじきょうげべつでん)
不立文字教外別伝(ふりゅうもんじきょうげべつでん) 文字、言説を立てず、文字言説による教説の外に、別に直ちに心から心に(以心伝心)仏祖の悟りを伝える。 黄檗宗... -
本浴(ほんよく)
本浴(ほんよく) 正式な作法にしたがって風呂に入ること。⇔随意浴 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
文殊菩薩(もんじゅぼさつ)
文殊菩薩(もんじゅぼさつ) 禅堂内に祀られる。通常、聖僧という。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
輪流十三院(りんるじゅうさん)
輪流十三院(りんるじゅうさん) 隠元禅師没後の寛文13(1673)年、法孫が議定し、禅師の隠居所である松隠堂(「別院」、当初「開山塔院」とも称されていた。)は... -
石槻(いしつき)
石槻(いしつき) 魚梆を敲く僧の足下付近に敷かれた50㎝四方の石板の名称。開板を敲く直前、僧はバイを一旦床の石槻に垂直に落とす形で突く。この時、バイは落とした... -
打ち切り(うちきり)
打ち切り(うちきり) 読経の区切りがついたことを、木魚、太鼓、繞鉢等で大衆に知らせる合図のこと。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
黄字崩し(おうじくずし)
黄字崩し(おうじくずし) 黄檗宗の「黄」の字をデザイン化し、宗紋の様に用いたことからこのように呼ばれ、法衣法服の模様や茶器等の模様として愛用されている。 黄檗... -
開静(かいじょう)
開静(かいじょう) 起床。開定とも書くが、正しくは開静。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
掛搭(かとう)
掛搭(かとう) 搭は搭鈎、すなわち、ものを釣るかぎのこと。初めて叢林に入る者が、衣鉢袋を僧堂の単の鈎に掛けたことから始まり、修行僧が一定の寺に止住することをい... -
規矩(きく)
規矩(きく) 規則のこと。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
工夫(くふう)
工夫(くふう) 修行に精進し、公案を究弁すること。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
鉗鎚(けんつい)
鉗鎚(けんつい) 鉗は金ばさみ。鎚は金づち。いずれも鍛冶が鍛錬に用いる道具であるが、転じて、師家が修行者を鍛錬すること。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典