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生飯(さば)
生飯(さば) 食前に、少量の食をとって鬼界の衆生に施すこと。飯は七粒を、麺は一寸を過ぎずとし、饅または餅は手の爪位の大きさとする。右手の拇指と薬指とを用いて飯... -
三叢林(さんそうりん)
三叢林(さんそうりん) 宗門開創期における黄檗派の三大修行道場を言う。両足山大年寺(仙台)、護国山東光寺(萩)、龍峰山興禅寺(鳥取)をいう。 黄檗宗のことなら何で... -
知客寮(しかりょう)
知客寮(しかりょう) 知客の詰める役寮。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
四朝国師(しちょうこくし)
四朝国師(しちょうこくし) 宗祖・隠元禅師は、四朝廷から国師号の謚号を受けられていることからこのように尊称されている。また、大正 6(1917)年 3月 7日... -
宗紋(しゅうもん)
宗紋(しゅうもん) 黄檗宗の紋所は、「三葵」(ただし裏葵)とされている。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
相見(しょうけん)
相見(しょうけん) 師家に面接すること。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
振鈴(しんれい)
振鈴(しんれい) 起床の時刻を知らせるのに用いる鈴。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
専門道場(せんもんどうじょう)
専門道場(せんもんどうじょう) 坐禅修行を専門に行なう場所。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
旦過詰(たんがづめ)
旦過詰(たんがづめ) 専門道場に入門を志願する僧は、すぐに玄関から上がることは許されず、三日間ほど、朝から晩まで大玄関の上がり口で低頭して入門を請わなければな... -
殿司寮(でんすりょう)
殿司寮(でんすりょう) 殿司の詰める役寮。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
冬夜(とうや)
冬夜(とうや) 冬至の前夜のことで、冬至冬夜ともいう。臘八後のこの晩は、普段厳禁の薬水(酒)も許され、破天荒な「無礼講」が行なわれる慣わしである。 黄檗宗のこ... -
庭詰(にわづめ)
庭詰(にわづめ) 修行者が僧堂に入門する時に、必ず通過しなければならない検問。庫裡の大玄関で終日低頭し、入門の願いを乞わなければならない。通常、二日から三日行... -
報鐘(ぱうちょん)
報鐘(ぱうちょん) 山内における法要時の合図は、大鐘、半鐘、あるいは雲版等を鳴らし、また時には太鼓を交えて報ずる。つまり、この合図の鐘類の音を総称して「報鐘」... -
飯台(はんだい)
飯台(はんだい) 食事に用いる台。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
伏拝(ふくはい)
宣疏中、あるいは読経中等の法要時に、霊前または相手に対し、畏敬の念を表し、座具を述べて低頭拝を行うことをいう。