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唯心の浄土 己身の弥陀(ゆいしんのじょうど こしんのみだ)
唯心の浄土 己身の弥陀(ゆいしんのじょうど こしんのみだ) 黄檗宗・宗制第一章第五条・教義の段に出てくる言葉で、「本宗は参禅を以って仏心を究明し、唯心の浄土、... -
網代笠(あじろがさ)
網代笠(あじろがさ) 行脚や托鉢のときに用いる。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
隠元門下二傑(いんげんもんか)
隠元門下二傑(いんげんもんか) 宗祖隠元禅師法嗣は24人いたが、日本に渡来した中でも木庵性瑫、即非如一禅師の二人は二甘露門とも二傑とも称された。 黄檗宗のこと... -
悦衆(えっしゅう)
悦衆(えっしゅう) 大引磬、小引磬、木魚を担当する役位の呼称。 三悦衆とも云う。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
折座具(おりざぐ)
折座具(おりざぐ) 座具は常に左腕に掛けることとされているが、正座する時は、腕から外し、正面に四つ折りにしておくこととなっている。これを「折座具」という。 黄... -
嘉興蔵版(かこうぞうばん)
嘉興蔵版(かこうぞうばん) 宗祖が渡来時に帯来された明版一切経の種類をいう。宗祖は、鉄眼が一切経の開刻を発願したことを木庵から聞き、大いに喜ばれ本人に偈と共に... -
龕薦堂(がんせんどう)
龕薦堂(がんせんどう) 僧侶の津葬儀において、霊龕を安置するための御堂のこと。葬儀の際に臨時に設置される建屋で基本的には屋外、本堂の正面に設けられる。二間間隔... -
径山首出国師(きんざんしゅしゅつこくし)
径山首出国師(きんざんしゅしゅつこくし) 明和9(1772)年、隠元禅師の師である費隠通容禅師の百回忌に際し、後花園天皇から隠元禅師に贈られた謚号 黄檗宗のこ... -
羯磨(けもう)
羯磨(けもう) 懺悔の法要を言う。仏教で言うところの懺悔は、キリスト教等の懺悔とは異なり、これまでに犯した罪を悔い改め反省するだけにとどまらず、さらには未来に... -
香讃(こうさん)
香讃(こうさん) 黄檗梵唄の法式構成のうえで欠かせない節経で、法要の最初に誦まれ仏祖の慧命を敬仰する意を表す。 その種類がいくつ有るかは定かではないが、今日残... -
後門辺(ごもんへん)
後門辺(ごもんへん) 侍者寮のこと。後門近くに坐るのでかくいわれる。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
生飯台(さばだい)
生飯台(さばだい) 正式には出生台(「しゅっせいだい」、「すいさんだい」とも読む。)と呼び、餓鬼や鬼神に食料を供養するための石製の台のこと。何時の頃からか生飯... -
三通木魚(さんつうもくぎょ)
三通木魚(さんつうもくぎょ) 大衆が読経を開始する際、合図として用いられる木魚のならしかた。読経の開始時は必ずこの「三通木魚」からスタートするが、この入り方が... -
食堂(じきどう)
食堂(じきどう) 食堂のこと。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
自平石(じへいせき)
自平石(じへいせき) 隠元禅師にまつわる逸話の一つで、禅師45才の年、獅子巌で修行をされていた舟形の石が平らになったという逸話。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典