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十師の拝(じゅっし)
十師の拝(じゅっし) 授戒開始時に、堂頭和尚が諸阿闍梨(得戒師、革磨師、教授師、尊證師七位の計十位)と共に入壇し、戒壇仏祖に向かって献香、展具三拝をすること。... -
除策(じょさく)
除策(じょさく) 警策の使用が免除される休日のこと。通常、三仏忌、盆正月、祝日などに除策となる。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
制中(せいちゅう)
制中(せいちゅう) 安居の期間をいう。今日では雨安居、雪安居の二期になっている。この期間外を制間という。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
柝木(たく)
柝木(たく) 拍子木のこと。大小二種あって小柝木は禅堂内あるいは飯台座で用いられ、大柝木は禅堂外で用いられる。例えば、薬石の用意ができた時、開浴の時、守夜の時... -
提撕(ていぜい)
提撕(ていぜい) 是も撕もともに「ひっさげる」の意。師家が修行者を指導し、誘引すること。また工夫参究するの意にも用いられる。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
東司(とうす)
東司(とうす) 厠・便所のこと。七堂伽藍の一つに数えられる。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
二便往来(にべんおうらい)
二便往来(にべんおうらい) 二便(大小便)のために禅堂を出ること。抽解中に許される。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
拝太鼓(はいだいこ)
拝太鼓(はいだいこ) 法要を始める際、本尊に向かって経衆が一斉に三拝をする時の合図に打ち鳴らす太鼓のことをいう。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
法堂(はっとう)
法堂(はっとう) 法堂は、禅宗に於いては最も重要な建物で、説法の道場である。 黄檗山の法堂は、酒井忠勝(空印居士)の遺命により寄進、建立されたもので、当初は「... -
毘盧壇(びるだん)
毘盧壇(びるだん) 施餓鬼法要に於いて設置する位牌壇のこと。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
分散(ぶんさん)
分散(ぶんさん) 一会終了して修行者一同が分かれ去ること。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
摩伽羅(まから)
摩伽羅(まから) 摩竭魚とも書く。魔除けとして黄檗山総門の屋根に乗せられた想像上の動物。 鯱に似ているが鰭(ひれ)の代わりに足が生えており、インド辺りにその原型... -
問訊(もんじん)
問訊(もんじん) 掌を合わせ、体を曲げて礼拝すること。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
琉璃燈(るりとう)
琉璃燈(るりとう) 六角形をした中国製吊灯籠。周りを薄地の絹や繻子、絽を張った木枠で囲み、灯具本体が消えないように瑠璃製の覆いで覆っているのでこの名がある。 ... -
一箇半箇(いっこはんこ)
一箇半箇(いっこはんこ) 「一人でも半人でも」との意。きわめて少数のこと。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典