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公案(こうあん)
公案(こうあん) 元来は公府の案牘という意、つまり国家の法令または判決文をさす。祖師の言行や機縁を選んで、天下の修行者の規範としたもので、全身心をあげて究明す... -
五仏宝冠(ごぶつほうかん)
五仏宝冠(ごぶつほうかん) 施餓鬼法要で中座(導師)が金剛上師の役目を果たす際にかぶる宝冠。五仏、即ち五智如来(釈迦、阿閃、阿弥陀、大日、宝生の各如来)が描か... -
差定(さじょう)
差定(さじょう) 諸行事の次第や配役をきめること。また、その掲示のこと。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
参禅(さんぜん)
参禅(さんぜん) 師家の室に入って自己の見解を呈すること。入室参禅ともいう。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
持戒禅(じかいぜん)
持戒禅(じかいぜん) 黄檗宗の禅風を端的に標榜した言葉であるが、むしろ黄檗宗祖・隠元禅師が教化のうえで最も強調されたことといったほうが至当であろう。宗祖は黄檗... -
七堂伽藍(しちどうがらん)
七堂伽藍(しちどうがらん) 仏殿、法堂、僧堂、庫裡、三門(山門)、浴室、東司のこと。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
集米(しゅうまい)
集米(しゅうまい) 托鉢で米を集めること。=合米 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
小憩(しょうけい)
小憩(しょうけい) ひと休み。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
新到(しんとう)
新到(しんとう) 新しく僧堂に入門してきた僧。新米のこと。=新参←→久参 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
洗鉢(せんぱつ)
洗鉢(せんぱつ) 食事が終わって鉢を洗うこと。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
単(たん)
単(たん) 禅堂において各自が坐る座席のこと。単位ともいう。「坐って半畳、寝て一畳」といわれるように、畳一枚の場所が生活の場となる。 黄檗宗のことなら何でも分... -
殿司(でんす)
殿司(でんす) 仏殿のことを司る役。また、時報を司る役。僧堂では、開静の振鈴、朝課、またその他の法式を司る。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
豆腐羹(とうふかん)
豆腐羹(とうふかん) 中国風豆腐。日本の豆腐よりさらに水分を抜き、固めたもの。隠元禅師来朝と共に伝来し、一般に黄檗豆腐といわれる。ごま豆腐とはまったく別もので... -
如法(にょほう)
如法(にょほう) 定められた法規に合った形で動作すること。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
拝票(はいひょう)
拝票(はいひょう) 儀袋の上に貼り付ける名前等を記した札のこと。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典