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桐生山鳳仙寺

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詳細

本尊釈迦如来
脇侍文殊菩薩・普賢菩薩
開山仏広常照禅師
開基桐生城主由良信濃守成繁公
開山年天正2年(1574年)

縁起

戦国末期から現在まで約440年の法灯が維持されております。寺域は、周囲を豊かな自然に抱かれて四季おりおりのたたずまいの中、静寂閑雅な緑陰の別天地が形成され、唐人白山の「鳳凰飛舞仙人遊楽之霊地也」から、寺号を「鳳仙寺」とし、瑞兆の帰結から山号を「桐生山」とされました。

天正2年、桐生城主由良信濃守成繁公は、名田百石余とともに、勅使門の備わった伽藍を創建し、自らの菩提所として「桐生山鳳仙寺」を開山されました。

開山さまは、朝廷より賜った勅使号・禅師号を冠する高僧であり、二世黙之宗禅師は、後年「室中の法宝」と驚嘆される「夢中問答」や能室な墨跡で知られる学徳兼備の傑僧であり、三世大円門鶴大和尚は、学僧として高名で永平寺二十世の住持に晋山されました。この頃の鳳仙寺では、常に四十人余の雲水が参禅修学し教導を受ける一大道場でありました。十六世乙堂喚丑禅師は、鳳仙寺版正法眼蔵を始め、宗門史上貴重な教義を数多く残し宗学の師として仰がれ貴重な自画像を描き遺しています。二十五世穆山瑾英禅師は、大本山総持寺独住三世に晋住されるなど、多くの名僧を輩出しております。

桐生山鳳仙寺パンフレット

鉄眼版大蔵経

鳳仙寺には、黄檗の傑僧、鉄眼道光禅師によって完成された「鉄眼版一切経(大蔵経)」を収蔵しています。輪蔵内部に八面の経架のうち、中央には双林大士を安置し、残りの七面に延宝七年版行の鉄眼版一切経6956巻が収蔵されています。経架の前面周囲には椽が張られ、高欄を巡らし、宝珠柱の頭部には唐様の逆蓮頭が用いられています。この輪蔵は天明三年(1783)建立と伝えられています。

写真

アクセス

住所

〒376-0601

群馬県桐生市梅田町1丁目58

桐生山鳳仙寺山門

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