目次
詳細
創建 | 元禄3年(1690年) |
開山 | 鳳山元瑞 |
開基 | 松平摂津守忠直 |
本尊 |
縁起
当山は、奥州伊達郡桑折(福島県伊達郡桑折町)で2万石を所領していた松平(奥平)摂津守忠尚公が開基となって、元禄3年(1690年)奥州仙台の霊嶽山龍蔵寺を開いて住職をしていた鳳山禅師を迎えて開山されました。
寺院録より
その後、延享4年(1747)7月、3代忠恒公は上州邑楽郡篠塚領(邑楽郡邑楽町篠塚)に国替えとなり、いったんは篠塚領に移りますが、翌年には同時に所領となった碓氷郡里見領の神山(群馬郡榛名町上里見)に陣屋を新しく建てて移ります。そこで、寛永3年4月、奥州桑折にその儘にしてあった龍門寺をそっくり里見領の神山に移転し、松平家歴代藩主の御位牌所と定めたのです。
ところが、明和4年9月再び国替えがあって、忠恒公は甘楽郡小幡領に移ります。龍門寺も再度随従して小幡藩の城下である現在の地に移転しました。このとき、龍門寺は鳳山禅師の法孫である9代柏英和尚のときでした。
以来、龍門寺は法燈連綿とし小幡藩主松平家の歴代の位牌所として、明治になるまで藩主から庇護を受けてきたのでした。
歴代
開山 | 鳳山元瑞 |
2代 | 金鱗定活 |
3代 | 鼇漂定金 |
4代 | |
5代 | 逆流浄脉 |
6代 | 雪洞浄清 |
7代 | |
8代 | 檀馨衍芳 |
9代 | 柏英衍幹 |
10代 | 蓮芳如香 |
11代 | 証道如徹 |
12代 | 三光眞輝 |
13代 | 唯心通達 |
14代 | 龍峰通高 |
15代 | 百順仁守 |
16代 | 玄嶺廣雲 |
17代 | 公策仁明 |
18代 | 英道廣禅 |
写真
アクセス
住所
〒370-2202
群馬県甘楽郡甘楽町小幡1074