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詳細

創建
開山潮音道海
開基小此木源右衛門豊忠
本尊聖観世音菩薩

縁起

元禄5年(1692)、木崎宿の小此木道参居士が逝去する。道参居士は俗名小此木源右衛門繁高といった。人望厚い宿場の代表者だった繁高は小此木家の家督すべてを息子に譲って出家し、小此木道参と名乗って妻の元惣尼とともに潮道音海禅師および黒瀧派の和尚方に深く帰依した。仏縁深く、信仰心が篤かった父の冥福を祈り、息子 豊忠が建立した観音堂が寺の始まりである。
そのころ潮音禅師は館林廣済寺を辞して南牧村山中の黒瀧山不動寺に入り隠遁を始めようとしていたが潮音禅師の徳を慕う上州の信徒は多かった。小此木豊忠が木崎塾に観音堂建立の話が伝わると黒瀧派の和尚方は、それを寺として興し黒滝一門の道場にしたいと考えた。当時、公布されたばかりの寺院法度によって新寺の建立は厳しく制限されていたが隣接する下田島村の小字名に「ちょうふくじ」と古寺名が残っており、これを再興する名目で幕府の寺院許可を受け、元禄九年(1696)、 名実ともに法隆山長福寺の開創が成った。この時、住職の壽峰元福和尚は自分の師の潮音道海禅師を勧請開山に奉じ、自分は初代住職となった。 開創当時、長福寺は本堂の他に観音堂、鐘楼、表門、裏門などを有し、興隆したが、文化九年(1812年)三月の木崎宿大火で全ての伽藍が全焼、明治九年にも再び 火災で本尊以外の全てを焼失した。仮本堂の時代を経て、昭和六十二年(1987年) に当山第二十代の正徳和尚の尽力により本堂を再興、現在に至る。

寺院録より

歴代

開山潮音道海
1代寿峰元福
2代梅仙浄仁
3代呑舟浄容
4代玄皓浄珠
5代慶潭衍嘉
6代瑞雲衍祥
7代大雅衍松
8代梅林衍嶺
9代研宗如鏡
10代蘭渓如裔
11代梵成如漢
12代曲禅如明
13代丹山如法
14代禅海通真
15代英仲眞勇
16代健三仁宗
17代徳雲廣澤
18代大蟲弘呑
19代正道仁徹
20代正徳廣知
21代美紀尼
22代大輔廣安

写真

アクセス

住所

〒370-0321
群馬県太田市新田木崎町503-1

蓮華

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