目次
詳細
創建 | 延宝4(1676)年4月15日 |
開山 | 独湛性瑩禅師 |
開基 | 石窓道鏗 |
本尊 |
縁起
大雄寺のあるところは、昔、浜松城を守護するために妙見菩薩が祀られ栄えた霊場であった。
この堂宇の寡婦慈教尼が寺にしたいと発心し、初山にいた石窓和尚により基を築き、独湛禅師が勧請開山となり延宝4(1676)年4月15日石窓和尚を第一代住職として太田家家臣橋爪作兵衛正信を介して寺院創立の願を出し同年7月に寺社奉行を兼ねた浜松城主太田摂津守資次により允許を受けた。
そこで、山号を妙見、林名を霊亀、菴を大雄とした。天和2年正月独湛禅師が本山第4代の法席をつぎ、その翌月、「遠江州敷智郡浜松荘天神町大雄禅菴従事石窓禅師係独湛和尚法嗣今将菴送入山城宇治郡黄檗山小清規萬福寺永為末寺者也憑此為凭據」 天和弐壬戌年二月初六日字証 黄檗常住
として直末となり、大雄菴は、石窓和尚以来代々弟子に受け継がれ地方の禅風に大きな足跡を残している。
寺院録
歴代
1代 | 石窓道鏗 |
2代 | 義山元瑞 |
3代 | 鼎山元提 |
4代 | 陳宗浄寿 |
5代 | 祥麟浄瑞 |
6代 | 瑞蓮浄祥 |
7代 | 普明衍光 |
8代 | 楚州如宝 |
9代 | 碧潭眞月 |
10代 | 冲天眞趐 |
11代 | 勇峰眞智 |
12代 | 禅統眞紹 |
13代 | 一指通天 |
14代 | 良完弘完 |
15代 | 武彦仁恵 |
16代 | 邫彦仁寳 |
17代 | 欣司廣求 |
アクセス
住所
〒430-0808
静岡県浜松市中区天神町16-43