目次
詳細
創建 | 1700年頃 |
開山 | 宝山元頂 |
開基 | 小塩孫十郎真之 |
本尊 | 地蔵菩薩(伝・慈覚大師作) |
縁起
最頂禅師は約300年前島田の地へ来られ、当時の島田代官長谷川藤兵衛及び小塩孫十郎真之の助けによって、寺は建立された。都智山の山腹には約1225年前から文殊堂という小さな堂があったのを、小塩氏が米56俵地を寄進して拡張された。
白岩寺の寺号は、以前島田北部の伊太村白岩に、朽ちかけた禅寺があったので、その堂の再興を意味して、棟木を運び、その地名をとって白岩寺と名付けられた。
なお、当寺は正徳4年、約265年前に惜しくも伽藍全部を焼失してしまったが、当時三世妙幡浄慧和尚は、彦根城主井伊候の寄進によってまもなく伽藍が再興された。現在の堂宇がそれである。
また境内地には地蔵堂があるが、本尊地蔵菩薩は、慈覚大師の作といわれ、井伊候の夫人栄香院殿が寄附のため、当寺へ安置されたものである。なお堂内には千体地蔵菩薩、弘法大師の木像などが安置されている。
寺院録
歴代 ※長松派法系字は子々孫々「正」の字を用いる
開山 | 宝山元頂 |
2代 | 天麟*徳 |
3代 | 妙幡浄慧 |
4代 | 雪苑浄葩 |
5代 | 香峰浄薫 |
6代 | 林鳳衍泉 |
7代 | 圭峰衍到 |
8代 | 慧定如照 |
9代 | 義豊如昌 |
10代 | 桐江如閑 |
11代 | 謙中眞益 |
12代 | 慧燈眞輝 |
13代 | 教宗眞印 |
14代 | 東国通暁 |
15代 | 祐夫弘運 |
16代 | 秀雄仁教 |
写真
アクセス
住所
〒427-0053
静岡県島田市御仮屋町9957