-
仏教事典
黄檗脱ぎ(おうばくぬぎ)
【黄檗脱ぎ(おうばくぬぎ)】 宗門内での履き物の脱ぎ方。礼儀作法として教えられる標準的な履き物の脱ぎ方は、「出船式」が一般的である。これらの脱ぎ方に対し、「黄... -
仏教事典
鶴裳衣(かくしょうえ)
【鶴裳衣(かくしょうえ)】 あたかも鶴の羽根をかたどったように袖が羽根を広げたように丸くなり、縁を墨色でふちどっていることからこの名称がある。売茶翁が好んで着... -
仏教事典
喚鐘(かんしょう)
【喚鐘(かんしょう)】 独参のときに参禅者を一人一人呼ぶために鳴らす鐘。通常は朝晩の二回鳴らされる。参禅者は順番を待ち、老師の室に入る前に喚鐘を二つたたいてか... -
仏教事典
行道(ぎょうどう)
【行道(ぎょうどう)】 誦経しながら堂内を巡ること。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
仏教事典
結制(けっせい)
【結制(けっせい)】 安居の制を結成すること。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
仏教事典
江湖(ごうこ)
【江湖(ごうこ)】 江は揚子江、湖は洞庭湖をさす。各地から来集した多数の雲水。全世界。全国。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
仏教事典
胡麻豆腐(ごまごうふ)
【胡麻豆腐(ごまごうふ)】 ごまをすりつぶし、葛粉(または片栗粉)と酒等で練り上げ、豆腐状に固めたもの。通称「麻腐(まふ)」と呼ばれ普茶料理に欠かせない一品で... -
仏教事典
座拝(ざはい)
【座拝(ざはい)】 宗門では法要は中国様式で、立ったまま厳修するのが原則である。当然寺院の多くの本堂は本山の黄檗山同様に土間様式であり、それが畳が敷かれた本堂... -
仏教事典
三壇戒会(さんだんかいえ)
【三壇戒会(さんだんかいえ)】 正式呼称は、「黄檗宗三壇戒会」であるが、当初は「黄檗宗大乗戒壇」と称され、南山律に基づく戒法で、初壇は沙彌戒(三帰戒 五戒 八戒... -
仏教事典
直日(じきじつ)
【直日(じきじつ)】 直は当と同義で、一日の幹事に当たる役を直日といい、もともとは一日交代で居舎、器具の営繕、一切の作務を掌る役の意。転じて現在では、禅堂内で... -
仏教事典
紙牌(しはい)
【紙牌(しはい)】 要をするにあたって、仏教思想をわかりやすく表象するため、紙製の小さな旗を造り、シンボライズした説明を書き入れたもの。これを紙牌と呼び、主に... -
仏教事典
手巾(しゅきん)
【手巾(しゅきん)】 雲水が衣の上から腰のあたりに締める紐のこと。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
仏教事典
照顧脚下(しょうこきゃっか)
【照顧脚下(しょうこきゃっか)】 足もとに気を付けよ。日常の作法を規定どおりに正しく行なえの意。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
仏教事典
垂誡(すいかい)
【垂誡(すいかい)】 師家の訓示。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
仏教事典
禅林課誦(ぜんりんかじゅ)
【禅林課誦(ぜんりんかじゅ)】 門で用いる勤行用経本。 雲棲袾宏禅師(蓮池大師、1535~1615)が万暦28(1600)年に編集した「諸経日課(誦)」が原型...