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軒鉢(けんぱつ)
軒鉢(けんぱつ) 一軒ずづ軒並みに托鉢をすること。→托鉢 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
鉗鎚(けんつい)
鉗鎚(けんつい) 鉗は金ばさみ。鎚は金づち。いずれも鍛冶が鍛錬に用いる道具であるが、転じて、師家が修行者を鍛錬すること。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
検単(けんたん)
検単(けんたん) 師家または直日が堂内を一巡して、坐禅の様子を点検すること。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
現成(げんじょう)
現成(げんじょう) 眼前にあらわれている、すべての存在のありのままのすがた。あらわれること。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
見性(けんしょう)
見性(けんしょう) 自性(自己の本心)を徹見すること。自己の生死の問題、または祖師の公案を契機として頓悟すること。開悟ともいう。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
見解(けんげ)
見解(けんげ) 修行者が師家の室内で呈する自己の悟境の表現。公案への見方、解答でもある。簡潔な言葉や動作で示される。理論にわたらぬことが大切である。見処ともい... -
献具(けんぐ)
献具(けんぐ) 法要に先立ち導師が、本尊に供物等を供える法式をいう。ご飯、お茶、上供の油揚、箸、香資、疏の順を原則とする。なお、献具を途中で行う場合があり、こ... -
玄関(げんかん)
玄関(げんかん) 玄妙なる(仏)道に入る関門。転じて公案、禅門に入ること。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
羯磨(けもう)
羯磨(けもう) 懺悔の法要を言う。仏教で言うところの懺悔は、キリスト教等の懺悔とは異なり、これまでに犯した罪を悔い改め反省するだけにとどまらず、さらには未来に... -
月台(げったい)
月台(げったい) 大雄宝殿正面前に設けられた砂を敷いた広場のこと。法要を行う際の基壇で、白砂が一面に敷き詰められ、常に月光を受けるのでこの名がある。中国寺院の... -
結制(けっせい)
結制(けっせい) 安居の制を結成すること。 黄檗宗のことなら何でも分かる事典 -
結跏趺坐(けっかふざ)
結跏趺坐(けっかふざ) 結跏ともいう。坐禅のときの坐りかたの一。左右の趺(足の甲)を反対側の腿の上に交結して坐ること(単に片足を腿に安んずることを半跏趺坐とい... -
偈頌(げじゅ)
偈ともいう。漢詩の形体をとった法語のこと。 -
袈裟文庫(けさぶんこ)
袈裟文庫(けさぶんこ) 雲水が行脚中に携帯する荷物入れ。中には袈裟を入れ、その前に、持鉢、経本、カミソリを包んだ風呂敷づつみをゆわえつける。 黄檗宗のことなら... -
警策(けいさく)
警覚策励するための棒。